地面に生えた筍を直接焼くと、芳醇な香りが私の鼻を刺激する。
先日拾った外から流れてきたからくりから流れる音楽も含めて、とても心地よい朝を彩ってくれる。
「もーこう」
後ろから声が聞こえたので、からくりの音を止める。ふふ、永琳に使い方を教わったから、もう音量と停止を間違えたりしない。
「妹紅ってば、こっち見なさいよ」
後ろから急かす声が聞こえる。
輝夜だ。
昨日、サプライズを用意しておくと宣言されてしまったので、少々の不安を感じながら期待して振り向く。
「……ん?」
あれ、おかしいな?
私の目に映るのはヴィーナスか美の天使か楊貴妃か。
真っ黒な髪に映える真っ白なチャイナドレスに身を包み、美しい南半球を覗かせるそれは素晴らしく私の目を癒し、チャイナドレスの布地が食い込んだ肌に指を滑らせたくなる衝動に身を任せ、輝夜のツンと立った双丘のでっぱりを欲望のままにしゃぶりぬいて噛みついて舐め回したくなる、なってしまう、いやならなければ男として……無論私は女だが、しかしその衝動から逃れる事など出来ようかいやできない。しかも信じられないほどの怪力無双を誇る双腕の二の腕がより際立つようなノースリーブ! こりゃ脇巫女なんて目じゃいって慧音に喧伝したくなる、いやいっそ天狗を脅して幻想郷中に言いふらしたくなるほど、いやいやいや否! これは私のモノだ私だけの! 他の人間に妖怪に輝夜の腋は渡さない渡してなるものか、もし他人が輝夜の了承なく無理矢理腋を舐めるような悪行に走るのならば私はヴォルケイノどころかプロミネンスを起こす自信がある。あの腋を誰かに渡すぐらいなら今すぐ! 今すぐ私の劣情を発揮して私で濡らして艶やかな腋を更に色欲欲望爆発暴走させるようなR-18的なモノにしたい! ああしかし我慢しなければならないしなくてはならない。輝夜の腋を双丘をそのおみ足を全力で私に染め上げるのも乙だが、しかしそれによって輝夜が私を嫌がったらどうしようもないダメだダメダメだ。輝夜の事を信じていないわけじゃあない、輝夜は私を愛してくれている、だが私は輝夜を憎んで愛している。私は輝夜の了承が無ければ血と内臓以外じゃ汚さないことに決めている。決定している。そりゃ輝夜になら踏まれたい、いやむしろ踏みたい! しかし! いや! だが! だからといって!
「……妹紅さん、声に出てますよ」
「ゑ」
見ると、南半球を露出させる形の穴が開いたチャイナドレスの露出部分を隠しながら、ゆっくりと後退してる輝夜がいた。
っていうかなんか呼び方も微妙に引いていた。
「えーと、違うんだ輝夜これは一種の呪文という奴でお前には分からないかもしれないが術者である私は時々こうやって新しい技術に触れる努力を惜しまないというかなんというか」
「…っぷ、あはははは」
私が慌てていると、輝夜は腹を抱えて笑い出した。
やっべ超可愛い天使か。
「もう、妹紅がそうなのは前から知ってるわよ。…すけべ」
「よっしゃ理性おおおおおぉぉぉばああああ!!!!」
「姫様チョップ」
「あべし」
っは!?
しまった、上目使いですけべなんて言われてうっかり理性が崩壊してた。
「妹紅さん、理性って大事だと思いますよ?」
「遠い! 輝夜が遠いよお父さん!」
輝夜に振られた親父と輝夜の距離感はこんなものだったのだろうか、エロ親父を見つめる目つきをされてしまっている。
止めて! そんな目で見ないで! 興奮するから!
「……まったく、それでも教師なのかしら。子供に悪影響を及ぼしちゃうわね」
「まだ三週間しかしてないからな、問題ない」
「今のところは、でしょ?」
そう三週間ほど前からこのお姫様兼親の仇兼恋人兼美の女神兼光翼型近接支援残酷戦闘姫兼私の奴隷兼私のご主人様と、同時期に人里の寺子屋での教師業を始めたのだ。
ちなみに私は国語と外国語、輝夜は理科を担当している。
……ちなみに体育に聖阿闍梨、数学に八雲の九尾と豪華な布陣が敷かれてる(主に胸囲的な意味で)のだが、今は武道と家庭家の教師として紅魔館従者二人組を誘致しているらしい。
慧音よ、お前は寺子屋が魔窟になっている事実に何故気付かない。
輝夜が私の隣に座ったので、とりあえず太ももを擦っておく。
「悪影響と言えば、雲居と聖さんのいちゃいちゃっぷりとかも悪影響よね」
「授業終わりに必ず迎えに来るからな。千年前と変わってないというかなんというか」
「ま、そんなこと言ったら私達二人もアウトね」
「授業中もいちゃつきに行く私が悪い」
「自覚はあるのね」
自覚はある。
うん、流石に授業中にお姫様抱っこは慧音に怒られた。
でも慧音だって授業中に阿求から命ぜられて色々しながらの授業は止めた方がいいと思う。
「さて、それで輝夜は何しに来たんだ」
「そうねえ、殺しあいってのはどう?」
輝夜は何でもない事のように、そう提案する。
そし私も、なんでもないことのように了承する。
「いいね」
「でもその前に腹ごしらえが先かしらね」
「そうだな、筍喰う?」
「いただきます」
私は輝夜の白くて綺麗な口に吸いこまれる筍を、羨ましそうに見つめていた。
先日拾った外から流れてきたからくりから流れる音楽も含めて、とても心地よい朝を彩ってくれる。
「もーこう」
後ろから声が聞こえたので、からくりの音を止める。ふふ、永琳に使い方を教わったから、もう音量と停止を間違えたりしない。
「妹紅ってば、こっち見なさいよ」
後ろから急かす声が聞こえる。
輝夜だ。
昨日、サプライズを用意しておくと宣言されてしまったので、少々の不安を感じながら期待して振り向く。
「……ん?」
あれ、おかしいな?
私の目に映るのはヴィーナスか美の天使か楊貴妃か。
真っ黒な髪に映える真っ白なチャイナドレスに身を包み、美しい南半球を覗かせるそれは素晴らしく私の目を癒し、チャイナドレスの布地が食い込んだ肌に指を滑らせたくなる衝動に身を任せ、輝夜のツンと立った双丘のでっぱりを欲望のままにしゃぶりぬいて噛みついて舐め回したくなる、なってしまう、いやならなければ男として……無論私は女だが、しかしその衝動から逃れる事など出来ようかいやできない。しかも信じられないほどの怪力無双を誇る双腕の二の腕がより際立つようなノースリーブ! こりゃ脇巫女なんて目じゃいって慧音に喧伝したくなる、いやいっそ天狗を脅して幻想郷中に言いふらしたくなるほど、いやいやいや否! これは私のモノだ私だけの! 他の人間に妖怪に輝夜の腋は渡さない渡してなるものか、もし他人が輝夜の了承なく無理矢理腋を舐めるような悪行に走るのならば私はヴォルケイノどころかプロミネンスを起こす自信がある。あの腋を誰かに渡すぐらいなら今すぐ! 今すぐ私の劣情を発揮して私で濡らして艶やかな腋を更に色欲欲望爆発暴走させるようなR-18的なモノにしたい! ああしかし我慢しなければならないしなくてはならない。輝夜の腋を双丘をそのおみ足を全力で私に染め上げるのも乙だが、しかしそれによって輝夜が私を嫌がったらどうしようもないダメだダメダメだ。輝夜の事を信じていないわけじゃあない、輝夜は私を愛してくれている、だが私は輝夜を憎んで愛している。私は輝夜の了承が無ければ血と内臓以外じゃ汚さないことに決めている。決定している。そりゃ輝夜になら踏まれたい、いやむしろ踏みたい! しかし! いや! だが! だからといって!
「……妹紅さん、声に出てますよ」
「ゑ」
見ると、南半球を露出させる形の穴が開いたチャイナドレスの露出部分を隠しながら、ゆっくりと後退してる輝夜がいた。
っていうかなんか呼び方も微妙に引いていた。
「えーと、違うんだ輝夜これは一種の呪文という奴でお前には分からないかもしれないが術者である私は時々こうやって新しい技術に触れる努力を惜しまないというかなんというか」
「…っぷ、あはははは」
私が慌てていると、輝夜は腹を抱えて笑い出した。
やっべ超可愛い天使か。
「もう、妹紅がそうなのは前から知ってるわよ。…すけべ」
「よっしゃ理性おおおおおぉぉぉばああああ!!!!」
「姫様チョップ」
「あべし」
っは!?
しまった、上目使いですけべなんて言われてうっかり理性が崩壊してた。
「妹紅さん、理性って大事だと思いますよ?」
「遠い! 輝夜が遠いよお父さん!」
輝夜に振られた親父と輝夜の距離感はこんなものだったのだろうか、エロ親父を見つめる目つきをされてしまっている。
止めて! そんな目で見ないで! 興奮するから!
「……まったく、それでも教師なのかしら。子供に悪影響を及ぼしちゃうわね」
「まだ三週間しかしてないからな、問題ない」
「今のところは、でしょ?」
そう三週間ほど前からこのお姫様兼親の仇兼恋人兼美の女神兼光翼型近接支援残酷戦闘姫兼私の奴隷兼私のご主人様と、同時期に人里の寺子屋での教師業を始めたのだ。
ちなみに私は国語と外国語、輝夜は理科を担当している。
……ちなみに体育に聖阿闍梨、数学に八雲の九尾と豪華な布陣が敷かれてる(主に胸囲的な意味で)のだが、今は武道と家庭家の教師として紅魔館従者二人組を誘致しているらしい。
慧音よ、お前は寺子屋が魔窟になっている事実に何故気付かない。
輝夜が私の隣に座ったので、とりあえず太ももを擦っておく。
「悪影響と言えば、雲居と聖さんのいちゃいちゃっぷりとかも悪影響よね」
「授業終わりに必ず迎えに来るからな。千年前と変わってないというかなんというか」
「ま、そんなこと言ったら私達二人もアウトね」
「授業中もいちゃつきに行く私が悪い」
「自覚はあるのね」
自覚はある。
うん、流石に授業中にお姫様抱っこは慧音に怒られた。
でも慧音だって授業中に阿求から命ぜられて色々しながらの授業は止めた方がいいと思う。
「さて、それで輝夜は何しに来たんだ」
「そうねえ、殺しあいってのはどう?」
輝夜は何でもない事のように、そう提案する。
そし私も、なんでもないことのように了承する。
「いいね」
「でもその前に腹ごしらえが先かしらね」
「そうだな、筍喰う?」
「いただきます」
私は輝夜の白くて綺麗な口に吸いこまれる筍を、羨ましそうに見つめていた。
貴方はそんなにも輝夜とイチャイチャしたいのですか。
かなり甘い話だなあ~。
姫様のドレス姿は必見ですね。